ポジティブシンキングの光と影

どんなものでも、光があれば影もある。

課題を写して済ましている奴が不公平だから自分も友達に写させてもらったら、いつの間にか成績が下がっていたり。
裏技を使えば伝説のポケモン取り放題!という外部ツールを使ったばかっかりに、バグってデータが飛んだり、そうでなくても伝説のポケモンに価値を見いだせなくなったり。

物事のメリットとデメリットをしっかりと理解しないと、それに溺れて後悔することになることはよくあること。

ポジティブシンキングも同様である。

ポジティブシンキングの光


ポジティブシンキングのメリットは、
まず「失敗をクヨクヨ考えないこと」である。
毎放課後の小テストで良い点数が出なかった。出たとしても、負けたくない人に負けてしまった。
ここでポジティブシンキングが活用すれば、失敗に苛まれず、次のステップに進むことが出来る。

つまり、心のフットワークが軽くなるのだ。

次は、他人から見て明るい人に見えるということ。
誰でも、人付き合いをするなら暗い人より明るい人の方がコミュニケーションが取りやすい(個人的には暗い方が気が合うが、大多数は明るい人のがいいだろう)。明るく装う事で、取っ付きやすさを出し、暗い時よりは容易にコミュニケーションできるだろう。

ポジティブシンキングの影

そんなポジティブシンキング。もちろん影も存在する。
まず、本当の意味でのポジティブシンキングをするのが難しい。「まーいっか、次行こう」となればいいのだが、自分を殺すポジティブシンキングをしようとすると病む。

もう1つは、普通に惰性の為にポジティブシンキングをすること。
レベルの低いポケモンで四天王に挑戦しても勝てない、その前のチャンピオンロードで詰むのと同様に、自分の力の過信や現実逃避から生じるものは進歩を妨げる。
つまり、身の程知らずに起こりやすい。
馬鹿らしいかもしれないが、無意識にでもあるからマジで注意。



ポジティブシンキングを活かすために

なら、どうポジティブシンキングをすればいいのか。それは、

自身の現状を認めた上でのポジティブシンキング

これが大事。

「あぁ、テストが60点しかなかった。何でいつもこうなのだろう、頑張って勉強しても理想の点数が取れない。○○君は部活をしてるのに80点も取ってる。わわぁ〜。」

ってなるのと

「60点か、まぁ出てしまったものは仕方がない。まずはどこを間違ったのかを見てみよう。」

ってなるのでは、どっちが健全なのかは明白である。


これを見た自信無き者が背中を押され、勇気を出せたなら、これ程うれしいことはない。