重い出との付き合い方
人間、誰もが嫌な思い出を持っている。
それを忘れようとカラオケ行ったり、ゲームしたり、ドカ食いしたりと、何とかその記憶から逃れようと努める。しかし、結局のところその記憶が消える事なんてありはしない。
ここで、その「嫌な思い出」の被害について考えよう。
それがあると、何となく機嫌が悪くなる。仕事、作業に手が付けられない。などなど。
その被害があるからこそ、「嫌な思い出」を忘れたいんだ。
でも、結局忘れることなんてできはしない。
だけど、被害を最小限にとどめることなら可能である。
1思い出す
2機嫌が悪くなる
3
ここで、自分が「今、悪い感情を思い出しているな」と、心を俯瞰する。
つまり、自分の感情を第三者視点で見るのだ。
4
自分の悪い感情をひたすら紙に書きだす
客観的視点をより確かなものにするためだ。
5
今すべきことを考える。
自分がするべきことは何なのか、それを無理やり引っ張り出す。作業や勉強をしているなら、一度その手を止めて、考える。
6
あとは、自分のタスクに向き合う。
「エクスプレッシブライティング」という技術。
「重い出」は特に睡眠の妨げになるので、寝る前にやると効果的。
「重い出」は、自分を襲う野生のトラだ。
それから逃げるためには、トラの場所を常に把握している必要がある。故に、そのトラについてより考えてしまうのだ。
さっきトラと例えたが、実際にはトラじゃない。だから、逃げずに無視し、自分のすべき事に向き合えば、自然とトラの気配は消えるだろう。