人を動かす関連の本にあった面白い例え話
ある二人の息子を持つ母が
「独り立ちした息子たちが手紙をよこさない」
と、彼女の兄に悩みを打ち明けた。
兄は
「なら、僕が彼らに手紙を出すから、返事が来るかどうか100ドル賭けよう。手紙には返事を催促するような内容は書かない。」
と申し出た。彼女は賭けに応じた。
兄は手紙を出した数日後、息子二人から手紙の返事が届いたのだ。
兄の手紙はごく平凡な内容だったのだが、追伸に「小遣いとして5ドル与えよう」と加えられていたらしいが、その現金は入っていないかった。
まんまと息子二人は手紙に返事をした。そして兄は賭金100ドルを頂き、5ドル×2を息子に小遣いとして渡した。
僕「賄賂で草。」
これは
「人が何を欲しているかを把握すれば、人を操ることができるよ!」
という内容です。
息子二人は
「小遣いが欲しい!」
という欲求を刺激されて、兄の
「二人に手紙の返事を出させる」
という願望通りに行動しました。
要は
「人を動かしたくば、他人の欲するものを知れ」
ということですね。
この本です。さぁぽちったぽちったぁ!!
- 作者: デールカーネギー,Dale Carnegie,山口博
- 出版社/メーカー: 創元社
- 発売日: 1999/10/31
- メディア: 単行本
- 購入: 174人 クリック: 3,319回
- この商品を含むブログ (615件) を見る