新しい季節、青春を読め。
新学期真っ盛りですね。冬の寒さって何だったのでしょうか。もうポカポカ陽気で暁なんて覚えられません。
本のレビューを主な内容にしたかったのですが、これを毎日やるって結構苦労するものです。
ですが、話の一番見てほしい所をどのようにして伝えるかという噛み砕く力を養うという事ではかなり有力に思われます。
かなり気に入っている本で、今も周回している本を紹介します。
武田綾乃著『青い春を数えて』です。
タイトルに見ての通り、これは「青春」について描写されています。中高生からの「わかるわぁ～」という共感の声が挙がっていることもあり、
「実はこの作者さん女子高生なんじゃないのか？」
と思うほどのリアリティ。何が良いって、snsという現代のツールを描写に組み込んだ上で、中高生からの好評があるところです（著作者実体験ベースでないということ）。
短編集になっていて読みやすいのですが、その短編は全て一つの世界で出来ているのもポイントです。
「前章のあのキャラクターは、こんな思いを秘めているんだよなぁ」
と、次章を読みながら、前章の内容をフラッシュバックできるので、話の一つ一つに深みがあります。
読んで！マジ読んで！特に今の高校生～大学生！心揺らぐから。この感じ良いよ。
武田綾乃さんは『響け！ユーフォニアム』シリーズの著作者として今はかなり有名です。2019年の4/19には、主人公である久美子が二年生になった後の話が描かれています。
（試写会行きたかったなぁ...。
また明日。
アマゾンURL（青い春を数えて）
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